丹念に練り上げ、しっとりした白餡を、上質のバターを使ったミルク風味の皮で包み込み、ほんのり甘い、やさしい口溶けの饅頭に仕上げました。
摂州の美しき自然、そして蕪村の心を感じていただければ幸いです。新大阪駅でのお土産に大好評です。
管理された時間・温度帯・熟成・醗酵など製造過程において、素材は生きています。そのための手間は惜しみません。
菓子創造にかける職人たちの“想いが”「蕪楽」に命を吹き込みます。
摂州(ふるさと)を想う、その心。風を謳い、花を楽しむ。
季は春の夕暮れ。広大な菜の花畑。 太陽が西の空を赤くにじませて、まだ少し明るみが残る刻。振り返れば月がうっすら可憐に浮かぶ…。 今でもよく知られている蕪村の名句です。
この大舞台は、蕪村の故郷である摂津国毛馬と言われています。 蕪村は郷土を愛し、自然を慈しみながら、数々の名作を世に残しています。この蕪村のふる里を想う心に少しでも近づければ…との願いで[蕪楽ぶらく]と命名いたしました。